タワークレーンは、どうやって上がり降りしているの?
高層ビルの工事中には、屋上にタワークレーンが載っていることがありますよね。
あれは、ビル化完成したとき、どのようにして下におろすのか?とギモンに思ったことはありませんか?
下ろし方もさることながら、どうやって屋上に行くのか?もご存知でしょうか?
高層ビルによく使われるクレーンは、正しくは「クライミングクレーン(登るクレーン)」といいます。
自力で上まで上がっていくことから、その名がつけられています。
まず地面に、足にあたる架台を設置し、背骨となるマストを取付けて
マストの上部に昇降フレームを装着してその上にクレーンがのせられます。
建物の何層分かが完成したら、その最上階の梁に昇降フレームを固定し、マストと架台を持ち上げます。
(図の①をご参照ください)
つぎは、持ち上げた架台を固定したら、昇降フレームを張りから外したあと
油圧シリンダーでクレーン本体を引き上げていきます。
(図の②をご参照ください)
工事中は、この過程をまるで尺取り虫のように繰り返していくわけです。
ですので、クレーンは常に最上階にのっているわけです。
クライミングクレーンを使う工事は、ビル建設の大半を占め高層建築の現場には欠かせない重機といえます。
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